お知らせ

2020年06月26日
構成文化財が追加認定されました。

 令和2年度「日本遺産」認定において、日本遺産「忍びの里 伊賀・甲賀-リアル忍者を求めて-(平成29年度認定)」のストーリーを構成する文化財について、追加認定を受けました。

◎追加認定された構成文化財 【甲賀市】
甲賀百人組ゆかりの寺

・長福寺(甲賀市甲賀町田堵野)

・称名寺(甲賀市甲賀町滝)

・多聞寺(甲賀市甲賀町鳥居野)

・唯称寺(甲賀市水口町宇田)

・慈眼寺(甲賀市甲南町野田)  

【伊賀市】  

・愛宕神社(伊賀市上野愛宕町)

・勝因寺(伊賀市山出)

・藤原千方伝説地(千方窟・逆柳・血首ヶ井戸・斗盞ヶ淵(伊賀市高尾)

・掛田城跡(伊賀市下川原)

 

甲賀市追加認定分 【甲賀百人組ゆかりの寺(長福寺・称名寺・多聞寺・唯称寺・慈眼寺)】  

甲賀百人組は、幕府お抱えの鉄砲隊で、慶長5年の関ヶ原の戦いの直前、伏見城で徳川方として戦い多くの戦死者を出した「甲賀衆」がそのルーツである。  百人組ゆかりの甲賀の五か寺は、彼らの子孫たちによる嘉永2年の伏見籠城戦250回忌法要の場となったが、今もその時の墓石や位牌が大切に守り伝えられている。

 

伊賀市追加認定分

【愛宕神社】

 伊賀国山出の山伏、小天狗清蔵が本願となって造立された神社で、上野城下町の南端に位置する。本殿は、元和2年(1616年)に藩主藤堂高虎が大檀那となって建てられたものである。

 

【勝因寺】
 織豊期から江戸時代初期にかけて、伊賀国・大和国などの寺社復興に尽力した山伏、小天狗清蔵が晩年隠棲した寺院である。小天狗が慶長17年(1612年)に愛宕神社に勧進した梵鐘や、小天狗清蔵の肖像彫刻が伝わる。

 

【藤原千方伝説地(千方窟・逆柳・血首ヶ井戸・斗盞ヶ淵)】  藤原千方伝説地は、伊賀南部の山岳地帯に伝わる伝説で、『太平記』に登場する藤原千方将軍は、金鬼・風鬼・水鬼・隠行鬼の四鬼を使って朝廷に反乱を起こそうとしたが、成敗されたと伝わる。あらゆる武器を跳ね返す堅い体を持つ金鬼、強風を繰り出し吹き飛ばす風鬼、いかなる場所でも洪水を起こす水鬼、気配を消して奇襲をかける隠行鬼の四鬼の姿は、修験者と通じるものがあり、忍者の原型ともされている。

 

【掛田城跡】  伊賀市の南部に位置する下川原に所在する。ここは、天正伊賀の乱の舞台となった城跡で、東西約100m、南北約50mの規模で、西側に張り出す尾根上にある。主郭周囲には土塁が巡り、西側の入り口には見張台がある。また、主郭の西側に郭、北側と東側に堀切があり、防備を固めていた様子がうかがえる。